インフラエンジニアが実際に業務で使っているツール7選

インフラエンジニアが実際に業務で使っているツール7選

こんにちは。

インフラエンジニアのボスにゃんパパです!
今回は実際に私が業務で使っている便利ツール7選をご紹介します。
ほとんどのツールが無料で使えるのでぜひ試してみてください。

テキストエディタ

テキストエディタとは


ソフトウェアの一種で、文字入力ができます。皆さんに馴染みがあるとすれば「メモ帳」でしょうか。
ここではより拡張性のある「秀丸エディタ」と「TeraPad」をご紹介します。

そもそもなぜ「メモ帳」以外のテキストエディタを使うの?


PCに元々入っているのでそのまま使えるのですが、あまり拡張機能は充実してません。
例えば、「行番号」や「ルーラー」を表示できない。
文字コードの自動判別が一部対応しておらず文字化けが起きやすい。

などなど最低限の機能だけなのでインフラエンジニアの業務で使用するには機能不足は否めません。
そこで「秀丸エディタ」や「TeraPad」 の出番です。

秀丸エディタとTeraPad

「秀丸エディタ」

まず実際に業務で使っているのは「秀丸エディタ」です。

  • 立ち上がりが早い
  • 1000万行のファイルを編集できる
  • 正規表現を駆使した高度なテキスト検索と置換が可能(これにより、複雑なパターンに基づいたテキスト操作が容易)

まさに業務用のテキストエディタといえます。
良いことばかりの「秀丸エディタ」ですが、実は一部を除いて有料です。
シェアウェアというライセンス方式になっており、無料お試し期間もありますが、基本的には有料なのでここまで機能が充実してなくても良いのであればこの後ご紹介する「TeraPad」で十分でしょう。

「TeraPad」
こちらは無料で使えて『メモ帳』にはない、多くの機能を備えています

  • 行番号が表示されること
  • 「元に戻す」の回数が多い (標準で64回可能。メモ帳は、やり直しが1回しか効かない。)
  • 高度な検索や置換が可能

さすがに「秀丸エディタ」より機能は少ないものの、普段使いや業務でも十分使えるテキストエディタです。
今まで「メモ帳」を使っていた方はぜひこの機会に「秀丸エディタ」、「TeraPad」などを使ってみていろんな機能を試してみてください。
ちなみに私は業務では「秀丸エディタ」、普段は「TeraPad」を使用しています。

キャプチャツール

キャプチャツールとは


画面の一部や全体を画像として保存するツールです。主に、画面の様子を記録したり、資料として作成したりするために使用します。
業務では設定した内容の画像を証拠として残す際に使うことが多いです。
ここでは私が業務で使っている以下をご紹介します。

Snipping Tool
Windowsに搭載されているキャプチャーツールとして有名です。

  • 自由形式の領域切り取り:自由に描いた図形で切り取る範囲を指定できる。
  • 四角形の領域切り取り:四角形で切り取る範囲を指定できる。
  • ウィンドウの領域切り取り:ダイアログボックスやブラウザウィンドウなど、ウィンドウ単位で切り取る範囲を選択できる。
  • 全画面領域切り取り:画面全体をキャプチャーすることができる。

などなどこのキャプチャーツールがあれば十分かと思います。

キャプチャーの手順

「Snipping Tool」を起動して、「モード」から切り取る領域の種類を選択する。
「新規作成」をクリック。キャプチャーしたい範囲を指定する。
キャプチャーできたら、「ファイル」「名前を付けて保存」で保存する。

たったこれだけです。非常に簡単で「モード」によって切り取る領域を指定できるので業務だけでなく、普段から使用しています。
私は「四角形の領域切り取り」を使うことが多いです。

ターミナルソフト

ターミナルソフトとは


ネットワークを通じて、他のコンピュータに接続をして、コマンドライン方式で遠隔操作をするためのソフトウェアのことです。
ちょっとイメージしにくいかもしれませんが、インフラエンジニア業務には欠かせないツールです。
ここでは私が業務で使っている以下をご紹介します。

TeraTerm
Teratermは、インフラエンジニアにとって必須と言ってもいいターミナルツールで、シリアルポートにつながっている機器にtelnetやSSHなどによってリモートから操作したい時に利用します。
実際にリモートからログインして、コマンドを打って、正常性の確認や設定確認、変更などいろんなことに使います。
国内においてはもっとも使用されているターミナルソフトではないかなと思います。

ざっくりTeraTermでできること
・CUI画面(コマンドを打つ真っ黒な画面)へログイン(SSH、Telnet等)
・作業ログの取得
・ファイルの転送
・TeraTermマクロの作成&実行

その他にもカラー表示ができたりと、自分流にカスタマイズも可能です。

差分比較ツール

差分比較ツールとは


複数のファイルを比較して違いを見つけることができるツールです。
業務ではドキュメント作成(Excelやテキスト)をすることが多く、新しいドキュメントと古いドキュメントで何が変わったのかすぐに比較したいときに使います。
ここでは私が業務で使っている以下をご紹介します。

WinMerge
フォルダとファイルの両方で比較ができ、扱いやすいテキスト形式で差分を視覚的に表現するので非常に分かりやすいです。

ざっくりですが以下のように差分があった箇所をマーカーで分かりやすく教えてくれます。

その他レポート出力などの機能もあります。

FTPソフト

FTPソフトとは


サーバーにあるファイルをダウンロードしたり、サーバーにファイルをアップロードしたりする際に使用するファイル転送用のソフトウェアのことです。
ここでは私が業務で使っている以下をご紹介します。

WinSCP
こちらは実際の業務でよく使うツールの1つですが、バックアップファイルや設定ファイルを転送する際に非常に便利です。
セキュリティ面もしっかりしているので安心ですね。

パケットキャプチャツール

パケットキャプチャツールとは


ネットワーク上で実際に流れているトラフィックのパケットを取得したり、解析したりするツールです。
ここでは私が業務で使っている以下をご紹介します。

Wireshark

Wiresharkは、ネットワークインターフェース上に流れるパケットを取得したり、解析したりするインフラエンジニア必須のツールです。
実際の業務でも使用し、視覚的にパケットの情報を確認できるので非常に見やすく分かりやすいです。
障害発生時の問題の切り分けにも使用します。試しに導入してご自身のPCのトラフィックを確認してみると面白いですよ。

いかがでしたでしょうか?
ここでは細かく使い方のお話はしていませんが、実際にインフラエンジニアが業務で使っているツールをご紹介しました。
ほとんどのツールが無料で使えるのでぜひご自身で試してみてください。
これからインフラエンジニアを目指す方、すでにインフラエンジニアとしてお仕事されている方の参考になれば幸いです。

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